しなの鉄道の観光列車『ろくもん』長野〜軽井沢が
7月10日から定期で黒姫〜軽井沢間を運行します。
その際に列車の中でお出しするお料理の
【お弁当箱】を制作させていただく事になりました。
5月24日はマスコミ、関係者による試乗会が行われました。
【ろくもん】はJR九州の『ななつ星in九州』『或る列車』など手がけられた
デザイナーの水戸岡鋭治氏のデザインの長野〜軽井沢間の旅列車で沿線の
下記銘店の料理が堪能できます。
小布施『鈴花』、軽井沢『沢屋こどう』、東御市『アトリエ・ド・フロマージュ』
【ろくもん弁当箱】
クリアー塗装仕上(画像)、拭き漆仕上 の2種類制作予定です。
本体 栗材
本体取っ手 真鍮+黒柿
前板つまみ 真鍮
ゆさんばこ
水戸岡先生から教えていただいた『 遊山箱 』という
江戸時代から伝わる、主に子供が野外で使う3段重ねの弁当箱をもとに
デザインと制作させていただきました。
本体前板を引き上げ外し、中に入っている3段の重箱を本体背に穴があいており、
指で重箱を押し出す仕組みになっています。
本体上部のつまみはその部分を持ち運べるようにひき出せる仕組みになっています。
料理は『obuse花屋』市村シェフがつくる料理が箱に入りスイーツも付きます。
季節によりメニューが変更するそうです。
和菓子は『和菓子いちむら』の市村多喜子さんによるものです。
お酒は小布施の酒造元『松葉屋』さんのお酒がお楽しみ頂けます。
素材や制作方法などの説明をさせていただきました。
これから制作に入ります。
数があり納期まで時間があまりありませんが、
お客様に喜んでいただけるように気持ちをこめて制作させていただきます。